概要:
暗号通貨を支える基盤技術として誕生したブロックチェーンは、致命的な破綻をすることがない頑強な仕組みが注目され、通貨以外の応用が模索され始めた。この取組みを「ブロックチェーン2.0」と呼ぶ。
本講演では、概念的に押さえて置くべき「ブロックチェーン」の特長をおさらいしながらTCG との接点に触れる。弊社社内事例を含むブロックチェーン活用の実例を挙げながら、後に続く個々の講演・パネルディスカッションへの導入となるような概説を企図する。
講演者:
株式会社リコー プラットフォーム統括本部 プラットフォーム統括センター IoT統括室 開発一グループ グループリーダ 東 義一 氏 |
前職含む1997年からのエンジニアのキャリアを通じて、一貫してネットワークやセキュリティなどのICT基盤技術の製品搭載のための設計開発、及び上流のR&D業務に従事。
前々TCGプライマリコンタクト、また、現Wi-Fi Allianceテクニカルコンタクト等の社外団体のリコー代表を歴任し、過去にEthernetや無線LAN関連の標準化活動や技術普及活動にも参画。
業界内で先行してWPA2 Enterprise等の機能群を、自社製Wi-Fiチップと共に、TPMによって保護された形で業務用ディジタル複合機へ搭載したのに引き続き、近年はSDN:Software-Defined Networkingを複合機向けに応用するソリューションを製品化する等、ICT基盤技術開発による貢献を継続している。
AI×IoTによる第四次産業革命に向かうにあたり、データ管理・保全技術としてのブロックチェーン技術に注目している。Facebook
– リコー技術紹介 高速無線LANインターフェース技術 日本語 | 英語
– リコー技術紹介 SDN・仮想ネットワーク技術のプリンター・複合機への応用 日本語
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